- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【阪神JF】兄妹共に2歳王者の座へ
2018/12/8(土)
日曜阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑪ビーチサンバ 牝2、栗東・友道厩舎、福永騎手 |
冷静に見ると、近年の勝ち馬は将来性よりも現時点での完成度がモノを言ったと思われるケースが多い。狙いたいのは⑪ビーチサンバだ。
全兄フサイチリシャールは中山時代の朝日杯FSを制しているし、4分の3同血の姉ライラプスはデイリー杯2着。このレースでは2番人気に支持されながら7着だったが、敗因は出遅れとハッキリしていて、直後クイーンCを勝った。母も2歳暮れから1月のシンザン記念までの間に一気に駆け上がっている。
アルテミスSは勝利の態勢に持ち込みながら出し抜けを喰ったようなところがあり、実質的な内容は一番だった。
クロフネ産駒はこのレースで、クロフネサプライズやホエールキャプチャが2着、ベストクルーズやオディールも上位を賑わせたように相性が良い。完成度はかなりのもので、話題のディープ産駒2頭の上を期待したい。
$お宝馬 |
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⑤メイショウショウブ |
ダートで初勝利を挙げたが、前走は再度芝へ戻ってのデイリー杯で2着。こちらも仕上がりの早さなら上位で、ダイワメジャー産駒の牝馬という利点は大きい。一族にはヒシアマゾン、アドマイヤムーンらがいるケイティーズ牝系の名門だ。
相手上位はビーチサンバの近親⑨クロノジェネシス、④シェーングランツ。押さえは⑬ダノンファンタジー、②ジョディー、⑫レッドアネモス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。