- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【阪神カップ】意地が燃える前夜祭
2018/12/21(金)
土曜阪神11R 阪神カップ(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
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⑬ケイアイノーテック 牡3、栗東・平田厩舎、藤岡佑騎手 |
有馬記念前日のざわついた感じが個人的には大好きで、競馬場には近年失われつつある、かつての師走競馬のムードが漂っている。馬券も意外と荒れ気味で、グランプリへの軍資金稼ぎに向けて、ガツガツした空気が流れるところに懐かしさを覚えるのだ。行ける環境にある方は、ぜひ競馬場へ直接足を運んでいただきたい。
そのグランプリイヴの名物レースは阪神カップ。人気が集まりそうなジュールポレールには、枠や斤量を考えると全幅の信頼を寄せることはできない。またこのレースには、フジキセキの系統がとにかく強いという血統傾向があるが、今年唯一の該当馬シュウジは、すでに一昨年勝っている上に、近年の走りを見てはさすがに本命までは推しづらい。ここはいろいろな好走傾向に合致する⑬ケイアイノーテックを推す。
芝千四はダートの血統要素という血統格言?は、母があのケイアイガーベラでクリア。さらに牡馬にしては小柄で、外へ持ち出す方が伸びる馬が絶好の7枠。ディープインパクト産駒も、このレースで5回馬券になり2勝している。そしてマイルCS6着以下の巻き返しが目立つという傾向にも合う。
前走は出して順位を大外から取りに行った分、末が甘くなってしまったが、0秒5差で11着という数字ほどには負けていない。距離短縮のために今回労せず脚をタメられそうで、久々に爆発力を発揮できるとみた。
外国人騎手11連勝を止めた鞍上、個人オーナー、そして新冠の中小個人牧場の出。現在の主流に抗う意地を、年の最後に見られることを楽しみにしている。
$お宝馬 |
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⑦シュウジ |
そして、やはりフジキセキ系が好走する歴史から、この馬を穴として推したい。リピーター馬も多いレースだし、父が2回勝っているという事実も大きい。お宝馬には挙げておきたい。
相手上位は②ミスターメロディ、⑥ムーンクエイク、⑩サトノアレス。押さえは⑮ジュールポレール、ラストランの⑪レッドファルクス、⑭ワントゥワン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。