- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【根岸S】初の舞台で乾坤一擲
2019/1/26(土)
日曜東京11R 根岸S(G3)(ダート1400m)
◎本命馬 |
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①クインズサターン (牡6、栗東・野中厩舎、四位騎手) |
根岸Sは毎年のことながら、フェブラリーSでも上位を争える適性を持ち、かつ賞金が足りている馬にとっては始動戦であり、マイルでは厳しい1400mのスペシャリストや、ここで連対しないと賞金的に出走が厳しい馬にとってはメイチの舞台となる。その兼ね合いの判断が最大のカギだ。
今年は、賞金面においてここでの好走がフェブラリーS出走の上で大命題となる、①クインズサターンの末脚に期待する。
中距離でもいいレースができる馬だが、マイル以上では切れが甘くなる。今回は初めての1400m。ペースが上がる分、この馬の最大の武器である切れは活かしやすくなるはずだ。さらに東京ダート1400m、1600mで能力全開となるエーピーインディ系。パイロ×クロフネなら、いかにもこの距離は向いている。最内枠は確かにこの脚質にとっては不利だが、四位騎手なら下げて大外へ出す技術が熟練の持ち味。東京の長い直線でひたすら追いまくればなんとかなると信じたい。
$お宝馬 |
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⑭ノボバカラ |
カペラSで重賞制覇をしたことから、中央ダートでは1200mを中心に使われることが多かったが、本来は1400mのスペシャリスト。近走は芝を使われるケースも多く、それが実ったのか、前走はダート1200mで久々に前に行けた。結果は大敗も、この行けたということが大きい。ダート1400mは去年の根岸S以来で、当時は道悪に泣いたが、今の乾いたダートなら上がり目が期待できる。稽古も一変している。穴で一考。
上位評価は⑫サンライズノヴァ、②ユラノト、⑯マテラスカイ、⑪コパノキッキング。押さえに⑥モーニン、⑮キタサンミカヅキ。なおケイアイノーテックは初ダートの内目の枠、58キロで軽視した。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。