水上学の血統トレジャーハンティング

日曜中山11R 弥生賞(G2)(芝2000m)

◎本命馬
②ニシノデイジー
(牡3、美浦・高木厩舎、勝浦騎手)

この時期はトライアル戦線ということで、陣営の思惑も考慮しないといけないレースが続く。ここは地方馬ナイママを別にすれば、ラストドラフト、ニシノデイジーは皐月賞出走へ十分な賞金をすでに確保している。

戦績を見ると、ラストドラフトは、前走京成杯が新馬戦からの出走だった。メンバーもまだ手薄だったことからも、前走こそが賞金を積むための勝負気配だったのではないかと思える。ここは間隔が空く分のひと叩きということではないか。

②ニシノデイジーの場合は、ホープフルSで厳しいところに入りながらゴール前は盛り返していて惜敗。皐月賞前にその無念を払拭しておきたいだろうし、馬と騎手に勝ち癖もつけたいところ。また父で比較すれば、やはりノヴェリストよりはハービンジャーとなる。また3代前のセイウンスカイ×ニシノフラワーの配合には夢がある。

ピカピカのエリートと真逆の、地味ながらしぶとい環境、常に意地はあるだろう。勝ち切るならニシノの方とみる。

$お宝馬
⑧ブレイキングドーン

ホープフルSは直線入り口までは見せ場があったが、そこからが淡泊になってしまった。輸送の問題もあったかもしれない。今回は慣れも見込めるし、父が勝ったレース、母の父はこの時期走るリファール系と条件はそろった。言い訳のきかない今回こそだろう。ただお宝馬というほど人気薄ではないので、その点はご容赦を。

上位評価は権利取りに来る③カントル①ラストドラフト。押さえに④サトノラディウス

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