- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
-
本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
-
本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【フィリーズレビュー・結論】雨待ち顔の春公演
2019/3/9(土)
日曜阪神11R フィリーズレビュー(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
---|
⑥プールヴィル 牝3、栗東・庄野厩舎、秋山騎手 |
日曜の阪神は、お昼過ぎから雨の予報。1時間に6ミリ前後の本降りになりそうで、この時間帯には道悪も想定される。週中までの予報のままなら⑮ジュランビルを本命にする予定でいた。しかしパワー血統ながら、ダート寄りのパワー血統の分、良馬場でのスピード維持能力に長けたタイプ。簡単にいうと良馬場でのパワータイプだ。雨が降れば欧州型のパワー血統に向くことが多い。
となれば、フランスとドイツを凝縮した配合に、少しダート風味を絡めている⑥プールヴィルの適性が最も高い。
阪神JFでも5着と健闘したが、直線の降りもあり、まともならもっと詰めていた可能性がある。格は最上位といっていいだろう。それでいて、⑤アウィルアウェイ,⑫キュールエサクラが人気を食ってくれてソコソコの配当がつく。今回が絶好の狙いだろう。
なお、もし予報と異なり雨が降らなかったら、ジュランビル中心で組み立てたい。
$お宝馬 |
---|
⑯ココフィーユ |
1400mに特化して使われているスペシャリスト。とにかく牝馬が豊作の一族で、祖母タヤスブルームはフェアリーS勝ち、ファンタジーS2着、叔母カタマチボタンは桜花賞3着、叔母ブルーミングバーは7勝馬。そして従姉のツヅミモンはシンザン記念2着、トーセンブレスはフラワーC2着。大半が早くに完成し、3歳春に実績を挙げている。血統からは道悪もこなせる。苦労人藤井騎手の大仕事に期待したい。
上位評価はもちろん⑮ジュランビル、⑨メイショウケイメイ、⑤アウィルアウェイ。押さえに⑫キュールエサクラ、⑩イベリス、⑪ホウオウカトリーヌ、⑰レッドアネモス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。