- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【毎日杯・結論】積んだ経験値の差
2019/3/22(金)
土曜阪神11R 毎日杯(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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⑪マイネルフラップ 牡3、栗東・梅田厩舎、吉田隼騎手 |
今やG1への登竜門となりつつあるレース。今年も目先の春よりも、そのあとが楽しみになりそうな馬が何頭かいるが、本命に抜擢したいのは、すでに7走のキャリアがある⑪マイネルフラップだ。
千両賞であっと驚く切れを見せたが、その前走のこうやまき賞からその兆しは見えていた。詰まってしまい8着に終わったが、手応えはかなりのもの、前が開けば一気に伸びたはず。そこから千両賞、そして続くシンザン記念では直線外から豪快に切れており、ペースや馬場を問わない脚がある。これはフロックではないだろう。しかし良血馬に人気が流れていて、どうやらオイシいオッズとなりそうだ。少し差しに傾いた馬場も味方しそうだ。
ヴィクトワールピサ産駒だから急坂コースはベターだし、また4代母にセーヌスポートがいる早熟牝系。直線の破壊力は母父ロージズインメイ由来だろう。この時期がピークの可能性もあり、ここは将来性より今の力に期待したい。
$お宝馬 |
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⑦ダノンテイオー |
おそらく、今回出てきたディープインパクト産駒4頭の中では最も人気がないだろう。勝ち負けまでの力は正直感じないが、ただ母セリメーヌ、近親アルテリテはフランスの活躍馬で、遠縁にはジャパンC勝ちのルグロリューがいるという、なかなか渋い牝系だ。
種牡馬で見た配合はディープに、母父がクリスエス産駒のドクターフォング。フランス牝系の重さに軽さを加えた好配合、将来的には強くなってきそう。素質はあり、今回も馬券対象には加えておきたい。
上位評価は②ウーリリ、①ランスオブプラーナ、⑬ヴァンドギャルド。押さえに③ルモンド、⑥オールイズウェル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。