- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【高松宮記念・結論】今こそ覇権交代の時
2019/3/23(土)
日曜中京11R 高松宮記念(G1)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑬ダノンスマッシュ 牡4、栗東・安田隆厩舎、北村友騎手 |
短期間だったとはいえ、ベストスプリンターとして君臨したファインニードルの後釜を決める戦い。ベテランの壁がそれほど厚くないメンバーとなり、ここは若い上がり馬が一気に頂点を奪うとみた。モズスーパーフレアよりは、⑬ダノンスマッシュの方を上に採る。
父はこのレースで1,3着。さらにロードカナロア産駒の場合は、母側の適性が出ることが多いが、母はダート寄りの短距離血統で、パワーあるスプリンターという印象。ダノンスマッシュ自身、高速決着には未知数で、固い野芝のスプリンターズSではまだ分からないところもあるが、上がりが掛かる上に1分8秒台から7秒台後半が濃厚な高松宮記念なら、パワー寄りの適性を十分活かせるだろう。レースぶりも器用だ。
モズスーパーフレアは反対に時計が出るコースの方がベターで、中京では何かに差されるのではないか。ラブカンプーがブリンカーをつけてきたのも厄介だ。その場合差し勝つ馬は、やはりダノンスマッシュをおいて他にはないだろう。
$お宝馬 |
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⑥アレスバローズ |
良馬場で行えそうなのはこの馬にとって何より。こちらは時計の出方に左右されない。狭いところを捌く力もあり、この枠なら意外と毎年空く内を突っ込んできてほしい。一族にはソルヴェイグや、このレースでド人気薄で3着に来たソルジャーズソングらがおり、ツボにハマれば面白い。
上位評価はもちろん⑮モズスーパーフレア、そして⑨ナックビーナス、⑧レッツゴードンキ。押さえに⑰ダイメイフジ、⑭ペイシャフェリシタ、⑯デアレガーロ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。