- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
- 9月22日 中山11R オールカマー(G2)
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本命馬◎レーベンスティール(1人気) 1着
自信の「一択」で堂々突破!
【オアシスS・結論】乾いた砂に探すオアシス
2019/4/19(金)
土曜東京11R オアシスS(ダート1600m)
◎本命馬 |
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⑧ダンツゴウユウ (牡5、栗東・谷厩舎、酒井騎手) |
いよいよ春競馬も東京、京都へ移って、山場が近づいてきた。開幕日のメインはダートのオアシスS。東京は晴天が続き、しかも金曜は高温だった。乾燥して砂は軽く、おそらく砂塵が上がるようなコンディションだろう。
狙うのは⑧ダンツゴウユウだ。今回は1400mで先行していた馬が複数いてある程度ペースが流れそうなこと、1400mでは追走が忙しいが1600mに延びれば脚がタマること、また叩き2走目に変わるタイプであること。また右手前のことが多いので、左回りの方がスムーズに動けることもプラスだ。軽いダートで切れも活かしやすいはず。
父バンブーエールにはスプリンターのイメージがあるが、父は血統からはむしろ中距離タイプ。そしてダンツ自身は千代田牝系で、ニッポーテイオーやタレンティドガールが近親にいる渋い血統。ハイペースになって底力が問われる展開になってほしい。
$お宝馬 |
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⑥アンデスクイーン |
格上挑戦だったJBCレディースCでは、直線見どころのある脚で5着。その後も大崩れなく、今回は昇級となる。
マイルは初めてだが、以前は1400mで前に行って押し切っていた馬で、スピードがないわけではない。東京ダートでの2着も1400m戦で、1600mへの短縮は問題ないはずだ。こちらは近親にインティライミやアルバートらがいる血統で、ダートの穴種牡馬タートルボウルの産駒。54キロなら一発あっていい。
上位評価は⑮クインズサターン、⑬アルクトス、⑩サングラス。押さえは⑤スマートダンディー、④マリームーン、⑪エレクトロポップ。
なお明日はフローラSを取り上げる。人気の盲点になりそうな馬もおり、配当的にも楽しめるレースとなりそうだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。