- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【青葉賞・結論】出なけりゃ何も始まらない
2019/4/26(金)
土曜東京11R 青葉賞(G2)(芝2400m)
◎本命馬 |
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②リオンリオン (牡3、栗東・松永幹厩舎、横山典騎手) |
このところ、勝ち馬がここで完全燃焼してしまい、ケガやスランプに泣くケースが増えてきた青葉賞。2着馬ではタンタアレグリアやエタリオウが少しは気を吐いているが……。ただ、ここで連対してダービーに出ないことには、栄光を掴むことはできない。今年も見応えある、目一杯の好レースが期待できよう。
狙うのは②リオンリオンだ。かなり近似の血統構成となる叔父トゥザグローリーがこのレース2着、そして全兄ダノンディスタンスが京都新聞杯3着で、ダービー前哨戦の時期に上向く血統。配合からも距離が延びるのは歓迎だ。
そしてアザレア賞と並んで、このレースと相性の良いことで知られる大寒桜賞の勝ち馬である。2013年からは5年連続で3着以内に入っていた。逃げ切れるかというと直線の長い東京では不安もあるのだが、同型はおらず、マークはされても競られることはないだろう。また鞍上の逃げてもたせる腕にも期待したい。
$お宝馬 |
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⑤ピースワンパラディ |
マイルで2戦2勝、近親にホエールキャプチャ、パクスアメリカーナとくれば、マイルを使ってきたのも頷ける。ただ、一族にはニッポーテイオー、タレンティドガール、シンコウシングラーらがいる千代田の伝統的な牝系だ。父がジャングルポケットだから、距離は意外ともつはず。1600mでの2戦は共に上がり最速で、展開でなく自力で脚を使えるのが大きい。人気の盲点となっているようで、穴として強調したい。
上位評価は③ランフォザローゼス、⑮キタサンバルカン。押さえに①アドマイヤスコール、⑥ウーリリ、⑪カウディーリョ。
明日はもちろん天皇賞(春)。正直、大きな波乱はないと見ているが、少しでも配当妙味が出るような馬を推奨したい。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。