「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【ラジオNIKKEI賞・最終結論】福島はラリーの激戦
2019/6/29(土)
日曜福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)(芝1800m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑪ヒルノダカール (牡3、栗東・北出厩舎、丸山騎手) |
福島は、朝は良馬場だったものの、8レースすぎから小雨が降り、最終前には本降りに近づいた。日曜は重馬場を想定。ならば適性重視。⑪ヒルノダカールから穴狙いだ。
小回り得意、道悪も問題なしのヴィクトワールピサ産駒で、母タイムフェアレディは芝道悪の経験はなかったものの、メジロマックイーンにカツラギエース×ダンシングファイタという配合だから、走れば相当巧かったと推測する。
さらに従兄ゴーイングスズカは、重馬場の目黒記念を勝つなど芝の重不良で3勝、稍重の福島記念も勝っていて、馬場適性コース適性共に高い馬だった。父母双方から適性を得て、53キロなら実績不足を補えるだろう。本命兼お宝馬に指名する。
相手上位は⑤ディキシーナイト、③ダディーズマインド、⑭ブレイキングドーン、⑬ゴータイミング。押さえに⑨ヒシイグアス、⑩レッドアネモス、⑧サヴォワールエメ、⑥ブレイブメジャー。人気薄からなので手広く入りたい。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。