- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【七夕賞・最終結論】星のランデブーに強まる愛を
2019/7/6(土)
日曜福島11R 七夕賞(G3)
◎本命馬 |
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⑮クレッシェンドラヴ (牡5、美浦・林厩舎、内田博騎手) |
晴れ間はなかったが、土曜福島芝は良馬場、日曜も未明まで小雨が降ったり止んだりで、道悪適性は問われなさそう。とはいえ、やはり例年より時計はかかっている。
かなりクセの強い七夕賞。小回りだけに、直線の長い広いコースでの実績が通用しない。近年はとくに顕著で、2012年以降、前走東京や京都、阪神、新潟の各外回りで3着以内だった馬は1頭しか連対できていない。
血統面では当然だが小回り向きパワータイプ。あと今年は、例年以上に時計の掛かっている芝、さらに前に行きたい馬が揃い、締まった展開になりそうなのもカギだ。
前が苦しくなるところを早めにマクるように動いて押し切れるスタミナと機動力が重要。と考えると、ステイゴールド×サドラーズウェルズのクレッシェンドラヴが、馬名とレース名のみならず?最もそのイメージにふさわしい。
$お宝馬 |
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⑬ウインテンダネス (牡6、栗東・杉山厩舎、柴田大騎手) |
もしかしたら人気かもしれないが、この馬は叩くと変わるタイプで、今回は目黒記念を叩いての上昇度に期待できる。数少ないカンパニー産駒で、福島の夏開催の芝2000mは、同産駒は近5年で(1-1-1-5)。3着以内3回は、すべて違う馬でマークされたものだ。時計の掛かる芝に強いトニービン直系、チャンスは十分。
相手上位は⑯クリノヤマトノオー、②アウトライアーズ、⑨ロードヴァンドール。
押さえに④ソールインパクト、⑫ミッキースワロー、⑤ストロングタイタン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。