- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
-
本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
-
本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【中京記念】曇天を裂く切れを
2019/7/20(土)
日曜中京11R 中京記念(G3)
◎本命馬 |
---|
⑮ミエノサクシード (牝6、栗東・高橋亮厩舎、川島信騎手) |
日曜中京は雨は免れそうだが、土曜はかなり悪化したコンディションでスタート。回復しても稍重、あるいは稍重に近い良だろう。ともあれ、高速馬場は望めないと考える。
全体時計が高速決着になると厳しいが、時計の掛かる芝を速く上がるのが得意という、牝馬としては珍しいキャラクター、⑮ミエノサクシードが軸だ。
ステイゴールドにダート種牡馬配合は、アドマイヤリードと似たパターンでマイルベストは頷ける。またある程度出していっても速い脚を使える。問題は使える脚の距離が短くて勝ち切れないことだが、そういうタイプには東京は向かないが中京は向く。
坂を登ってのひと脚で上位へ。持続力に富むステイゴールド産駒には、こうしたタイプが多い。この舞台ならいつも以上の切れを見せてくれるはずだ。凡走した去年と同じ外枠だが、去年とは馬場も違うし、まだオープン実績もなかった。今年は見直せる。
$お宝馬 |
---|
⑨ロワアブソリュー (牡6、栗東・須貝尚厩舎、幸騎手) |
こちらも脚の使い方、持続力血統にダート兼用配合。叩いての上積みも期待できる。去年大敗は昇級戦、勝って間隔も開いており楽をさせた面もあったはず。今回はシッカリ稽古できて、得意の左回りで決めたいところだ。
相手上位は⑭カテドラル、⑤グルーヴィットの3歳2頭、そして⑦プリモシーン。
押さえに⑯キャンベルジュニア、②エントシャイデン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。