水上学の血統トレジャーハンティング

日曜新潟11R 関屋記念(G3)

◎本命馬
④オールフォーラヴ
(牝4、栗東・中内田厩舎、和田騎手)

今年は例年を遥かに凌ぐ好メンバー。個人的には、実績云々ではなく。粒が揃っているという意味で今年の夏のベストだと思うほど。どこからでも入れて悩みに悩んだが、ミッキーグローリーが9ヶ月ぶりなら、ここは中波乱とみて④オールフォーラヴを軸馬に指名した。

軽い野芝でのディープ産駒の適性は言うまでもないが、ペースが流れるので、今年は前付けの高速上がりという定番パターンではなく、ある程度厳しくなるので上がりが多少掛かっても、ねじ伏せられるスタミナ(マイラーなりの)が求められる。

その意味で、母がレディアルバローザ、叔母にキャトルフィーユを持つこの馬の1800指向はプラスに出るはずだし、またこの一族は古馬になってからが本格化の傾向。目下の連勝はまさにそれを示すもの。

1分31秒台での勝ちもあり、上がりは掛かっても速くても対応、行ってよし差してよしだ。位負けしないだろう。

$お宝馬
⑧エントシャイデン
(牡4、栗東・矢作厩舎、中谷騎手)

前走中京記念で掲示板を外した組が巻き返すのが、関屋記念での穴パターンの1つ。まさにスイートスポットの上、こちらもディープ産駒。母は洋芝で2歳時に実績を残したが、牝系はダート血統で、高速芝へは適応力が高いはず。安田記念以外は着順ほど負けておらず、もう1列前で競馬ができれば、一瞬の脚を使って浮上しても驚けない。

相手上位は ⑤サラキア⑬ミッキーグローリー⑭ミエノサクシード。 押さえに ③ケイデンスコール⑩ロシュフォール⑰ハーレムライン⑥ソーグリッタリング

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