- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【関屋記念・最終結論】夏女の本格化
2019/8/10(土)
日曜新潟11R 関屋記念(G3)
◎本命馬 |
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④オールフォーラヴ (牝4、栗東・中内田厩舎、和田騎手) |
今年は例年を遥かに凌ぐ好メンバー。個人的には、実績云々ではなく。粒が揃っているという意味で今年の夏のベストだと思うほど。どこからでも入れて悩みに悩んだが、ミッキーグローリーが9ヶ月ぶりなら、ここは中波乱とみて④オールフォーラヴを軸馬に指名した。
軽い野芝でのディープ産駒の適性は言うまでもないが、ペースが流れるので、今年は前付けの高速上がりという定番パターンではなく、ある程度厳しくなるので上がりが多少掛かっても、ねじ伏せられるスタミナ(マイラーなりの)が求められる。
その意味で、母がレディアルバローザ、叔母にキャトルフィーユを持つこの馬の1800指向はプラスに出るはずだし、またこの一族は古馬になってからが本格化の傾向。目下の連勝はまさにそれを示すもの。
1分31秒台での勝ちもあり、上がりは掛かっても速くても対応、行ってよし差してよしだ。位負けしないだろう。
$お宝馬 |
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⑧エントシャイデン (牡4、栗東・矢作厩舎、中谷騎手) |
前走中京記念で掲示板を外した組が巻き返すのが、関屋記念での穴パターンの1つ。まさにスイートスポットの上、こちらもディープ産駒。母は洋芝で2歳時に実績を残したが、牝系はダート血統で、高速芝へは適応力が高いはず。安田記念以外は着順ほど負けておらず、もう1列前で競馬ができれば、一瞬の脚を使って浮上しても驚けない。
相手上位は
⑤サラキア、⑬ミッキーグローリー、⑭ミエノサクシード。
押さえに
③ケイデンスコール、⑩ロシュフォール、⑰ハーレムライン、⑥ソーグリッタリング。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。