- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【新潟記念・最終結論】大器覚醒の秋を睨んで
2019/8/31(土)
日曜新潟11R 新潟記念(G3)
◎本命馬 |
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④フランツ (牡4、栗東・音無厩舎、戸崎騎手) |
日曜の新潟は晴れ間が出そう。道悪は避けられる見込みだが、良馬場であっても、中間のかなりの雨量で路盤はやわらかくなっているだろう。高速の切れというよりも、やや外めへ持ち出して差し込めるパワーと持続力、例年よりスタミナへ振れるとみる。
このレースで近年好走傾向が強いのはディープ産駒。しかしキレキレ型ではなく、母の父がブライアンズタイムで、近親にリンカーンやアドミラブル、フサイチコンコルドらがいる名門の出、④フランツに期待したい。
もともとクラシックもと言われていた馬だったが、体質の弱さやレース中のトラブルで受けたダメージが尾を引き、なかなか芽が出なかった。春にやっとオープン入り、まだキャリアも7戦で上積み十分。55キロはやや見込まれたが、ここで勝ち負けすれば今後の更なる飛躍も見えてくる。
前走はインコースの前に行った組が有利な展開だったが、そこを大外から一気に差し切った。今回はスローペース必至のメンバー、中団あたりからの位置が取れそうだ。高速馬場を走らされた前走からリフレッシュ、実が入ってくればG1でも面白い存在になりえる器で、キッカケをつかみたい。
$お宝馬 |
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⑯センテリュオ (牝4、栗東・高野厩舎、北村友騎手) |
牝馬劣勢のレースではあるが、この馬の力も侮れない。小回りで台頭したとはいえ、以前は外回りで強い相手に上位をキープ、決して直線の長いコースがダメなわけではない。こちらもディープ産駒で、トーセンスターダムの全妹、トーセンジョーダン、カンパニーらの近親。いかにも直線の長い平坦外回りといった血統である。
相手上位は
⑨レイエンダ、⑩カヴァル、⑮ブラックスピネル。
押さえに
②アクート、⑥カデナ、⑫ショウナンバッハ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。