- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【京成杯AH・最終結論】天気も馬場も不問
2019/9/7(土)
日曜中山11R 京成杯オータムH(G3)
◎本命馬 |
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④クリノガウディー (牡3、栗東・藤沢則厩舎、戸崎騎手) |
何とも頭の痛い台風15号だ。中山は前売りが一旦中止され、進行方向や進行速度によっては開催が危ぶまれる事態となっている。土曜日午後の天気予報では、明日午後から雨ということ、中止までには至らないとはみるが、予断は許さない。
良馬場なら、ロードカナロアの切れに軍配を挙げ、母が無類の中山巧者だったトロワゼトワル本命で穴狙いを見込んでいた。しかし同産駒は多少の道悪は問題ないが、重不良、それも坂コースの道悪となるとかなり減殺される。そこで先週の道悪の小倉2歳Sでも強さを発揮しただけでなく、道悪問題なしの馬が多いスクリーンヒーロー産駒から、④クリノガウディーが本命だ。
母の父も馬力のディアブロ、さらに母の母父は道悪といえば・・・のメジロライアン、さらに上に、野芝得意の在来牝系。雨は最大の味方、崩れる要素は少ない。なお万一降らなくても対抗には推せる。
$お宝馬 |
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⑤ストーミーシー (牡6、美浦・斎藤誠厩舎、大野騎手) |
追い込み馬にしては、使っている脚も比較的安定、掲示板へ入ってくることも少なくない。アドマイヤムーン産駒は道悪を得意とする馬が多いし、母の父ゼンノエルシドはこのレースをレコード勝ち。しかしゼンノはカーリアン産駒だったので、レコードを出しながらも、道悪がダメということはない血統だ。渋って追い込みやすくなれば突き抜けるシーンも。
相手上位は
⑩トロワゼトワル、①プロディガルサン、⑨グルーヴィット。
押さえに
⑦ロードクエスト、⑪ディメンシオン。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。