- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【ローズS・最終結論】その強さは超然として
2019/9/14(土)
日曜阪神11R ローズS(G2)
◎本命馬 |
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④ダノンファンタジー (牝3、栗東・中内田厩舎、川田騎手) |
桜花賞馬、オークス馬共に不在、本番も不在が早々に決まってしまい、にわかに風雲急を告げている秋華賞戦線。それでなくとも、春の実績馬が順当に発進する傾向の強いローズSにおいて、2歳からの安定上位勢力である④ダノンファンタジーの優位は揺るぎのないものになってきた。
ディープインパクト産駒のローズS成績も他を圧倒していて、過去5勝をマーク。ダノンはさらに南米牝系なので、切れを活かせる広いコース、軽い野芝がぴったりだ。関西は雨の心配も要らなそうで、崩れる要素はほとんどないと言っていい。これ以上言葉を重ねる必要はないだろう。「ファンタジー」の名にふさわしい超然とした走りを期待したい。
$お宝馬 |
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⑥シャドウディーヴァ (牝3、美浦・斎藤誠厩舎、岩田康騎手) |
お宝というほど人気薄ではないが、単勝がなんとか10倍程度と思われるのでここで挙げておく。ハーツクライ産駒は毎年秋の阪神芝中距離で好成績、今年も同様だ。しかもシャドウの母の父はデインヒル系で、高速馬場に強い。意外と器用さがあるタイプで、崩れにくいとみる。
相手上位は
⑫スイープセレリタス。
押さえに
⑧ウィクトーリア、⑦アルティマリガーレ。
なお明日のこのコラムでは、セントライト記念を取り上げる。
▲▲セントライト記念の格付けベスト3!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。