- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【シリウスS・最終結論】天狼星をつかむ王
2019/9/27(金)
土曜阪神11R シリウスS(G3)
◎本命馬 |
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⑪ジョーダンキング (牡6、栗東・藤原英厩舎、岩田康騎手) |
阪神ダート2000mで行われる唯一の重賞。スペシャリストには当然コース適性がある。スタート地点が短い芝、最初のコーナーまでの入りの長さ、そして不思議と芝兼用の血統が好走しやすい傾向。これらにマッチした馬が堅実ということだろう。となると、すでにこのコースで3勝、また父キングカメハメハが当該コースで2016年以降最多勝種牡馬という⑪ジョーダンキングが、最も勝ち馬にふさわしいだろう。
母は芝重賞勝ち馬だが、牝系自体はダートであり、全姉ベストセラーアスクも芝ダート両方に勝ち鞍がある。真にパワーを問われる中山のダートでは厳しいものの、馬場が軽くなると安定してくるあたりに、ダート馬としては切れ、スピードへの傾倒ぶりが窺える。55キロなら勝ち負けになっていい。
$お宝馬 |
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⑩マッスルビーチ (牡3、栗東・鈴木孝厩舎、松岡騎手) |
主戦福永騎手はロードアルペジオの手綱を採るものの、格上挑戦とはいえこの50キロのハンデは大きな利だ。メイショウサムソン産駒らしい切れの無さが時計の出ないダートで開花している可能性が高く、軽さを問われるコースに一抹の不安はあるが、それでも血統の字面は芝兼用、しかも血統をひもとけば、キングカメハメハの近親でもあるのだ。本格化していれば、一気のタイトル奪取もあり得る。
相手上位は
②タイムフライヤー、⑧アングライフェン、④モズアトラクション。
押さえに
⑦ロードアルペジオ、⑫メイショウワザシ。
▲▲スプリンターズSの格付けベスト3!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。