- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【秋華賞・最終結論】三冠ラストをものにする
2019/10/12(土)
日曜京都11R 秋華賞
◎本命馬 |
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⑧カレンブーケドール (牝3、美浦・国枝厩舎、津村騎手) |
本稿執筆は台風19号の上陸前とはいえ、被害が少しでも小さくて済むことを願ってやまない。競馬については土日の東京は中止となり、日曜京都は通常開催の見込み。金曜時点の予報からみて、週末の京都の雨量はさほど大きなものではなく、日曜は朝から晴れが見込まれる。悪化していても稍重想定と考えて予想を進めることにする。
台風の影響で通常より早い予想公開となるが、この馬場なら初志貫徹でいきたい。⑧カレンブーケドールが、3冠ラストチャンスをモノにするとみた。直線の長いコース短いコース、共に好位を取って対応できる器用さ。ダノンキングリーと接戦した新馬戦、スイートピーSからのキツいローテで勝ち馬以上の厳しい競馬をしたオークスに見る純粋な強さ。能力の絶対値はかなり高い。
母ソラリアはチリの年度代表馬となった、距離万能の女傑。そこに父ディープインパクト、血統組成もまたかなりのレベル。同じディープ×南米牝系のダノンファンタジーとの戦いとみるが、ダノンより距離は適するし、切れに傾くダノンよりも上がりのかかる競馬への対応もできる。不在の桜花賞、オークス馬から受けるブーケトス、次の女王の座に最も近いのはこの馬だ。
$お宝馬 |
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⑪フェアリーポルカ (牝3、栗東・西村厩舎、三浦騎手) |
終始大外を回らされながら、小差に差し込んできたフローラSの競馬はかなり強い。オークスは反動で大敗も、紫苑Sでキッチリ結果を出して胸を張っての出走だ、当レースと相性の良いキングマンボ系、かつ大舞台で強いトゥザ一族。オークスの悔しさをこの舞台で晴らしたい。
相手上位は
①ダノンファンタジー、⑮コントラチェック、⑯パッシングスルー。
押さえに
⑤クロノジェネシス、⑨シャドウディーヴァ。
さらに詳しい解説は、ぜひYouTube動画『水上学のKEIBA大学』をご覧いただきたい。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。