- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【府中牝馬S】1年半ぶり、秋に咲く
2019/10/13(日)
月曜東京11R 府中牝馬S(G2)
◎本命馬 |
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⑮ラッキーライラック (牝4、栗東・松永幹厩舎、石橋脩騎手) |
日曜の府中は真夏のような日差しが朝から降り注ぎ、風もかなり強い。それでなくとも水はけの良さは全場一の東京競馬場、月曜は日中曇り予報であり、良馬場で迎えることができそうだ。
府中牝馬Sは紛れのないコースとして知られる府中の1800mが舞台。行って良し差して良しだが、今回の顔ぶれを見渡すに、内から外まで前に行きたい馬が万遍なく広がっている。こうなると、開幕週の傾向も加えて、差しに傾きそうな予感。輸送状況に心配のある関西馬だが、それ以外については⑮ラッキーライラックにとって久々の勝利を収める舞台が整った。
このレースは、なぜかディープインパクト産駒が勝てない。通算【0-4-2-6】であり、1番人気ものべ5頭含まれている。もっとも、ディープ産駒にはG1有力どころが多いので、前哨戦のここはメイチで来ないということなのかもしれないが・・・。ただ軽い切れ味だけが武器だと、牝馬ではカバーしきれないことは事実だ。
切れよりも持続力に飛んだ血統の父オルフェーヴル産駒、そしてダート血統の母。スピードの持続力に富む配合で、これまで切れ及ばずで勝ち切れなかったものの、この馬の特性に向いたレースがようやく訪れた感。ここは取っておきたいところだろう。
$お宝馬 |
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⑤ダノングレース (牝4、美浦・国枝厩舎、三浦騎手) |
人気次第ではスカーレットカラーを狙おうかと思ったが、どうやら売れそう。ならば、ヒモなら買えるディープ産駒から、人気薄のこちらを推したい。立ち回りも上手い。そして何より、母がイタリア2冠牝馬、叔母に欧州最強牝馬を張りながら急逝したシ―オブクラスがいるという牝馬に大物が出る牝系。そろそろ完成の時期だ。
相手上位は
⑧スカーレットカラー、③カンタービレ。
押さえに
⑬クロコスミア、⑥フロンテアクイーン、⑫レッドランディーニ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。