- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【火曜メイン予想】馬場読みがネック
2019/10/14(月)
火曜東京11R 白秋S
◎本命馬 |
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⑩レノーア (牝3、美浦・相沢厩舎、石川騎手) |
台風の大雨から日曜は一転真夏の日差し、水はけの良い東京なら良馬場にはなっていただろう。しかし月曜は朝8時過ぎから雨が本降り。火曜は曇り予報だが、馬場がとにかく読みづらい。
日曜に乾いたと言っても、路盤は緩くなっていたはずで、そこに月曜の雨とくれば、まず速い時計は出ないだろう。そして月曜が雨の中での競馬になるため、夏の暑さで洋芝が育っていない馬場は掘れやすくなるはず。馬場発表は稍重だろうが、力を要する芝で差し馬場と推測して予想する。
そのような馬場なら、⑩レノーアを信頼したい。スクリーンヒーロー産駒はパワー寄りの芝への適性が高く、また母の父トワイニングは差し馬の爆発力を増す。3歳牝馬のため53キロで出られる利も大きい。前が流れそうな展開も味方に、馬場の真ん中、好位後ろから差し切りを期待したい。
$お宝馬 |
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⑧ナンヨーアミーコ (牡6、美浦・宗像厩舎、柴田善騎手) |
上級条件での東京芝1400mの主のような馬だ。常にこの条件を待っていて、堅実な競馬をしていく。近走は1200mで位置取りが悪くなっていたが、念願のこの距離なら中団前には付けられる。速くならない馬場も合っていて、こちらも差しが利かせられる。
相手上位は
⑪ディキシーナイト、⑬トーセンブレス、⑦タイキサターン。
押さえに
⑨ミリッサ、⑫リカビトス、⑭フェルトベルク。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。