- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【マイルCS・最終結論】3強にあらず?
2019/11/16(土)
日曜京都11R マイルチャンピオンシップ(G1)
◎本命馬 |
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⑭ダノンプレミアム (牡4、栗東・中内田厩舎、川田騎手) |
世評は3強となっている今年のマイルCS。ただ、インディチャンプについては、同一年の安田記念勝ち馬が3着以内に入ったのは、この10年ではモーリスのみという事実の前には、割り引かざるを得ない。加えて、これも近年の好走馬に多い、1800m以上の大レースでの好走履歴もない。
となると、両ダノンのどちらかとなる。共に近年最低1頭は馬券になり続けているディープインパクト産駒、またマイルCSに付き物の直線ごちゃついての不利を受けにくい脚質、そして中距離G1の実績・・・と、差をつけるのが困難なほど拮抗している。まさに甲乙つけ難いが、当初は表明していなかったマイルCS出走を、天皇賞2着後に決断したことは、まさに現状の充実ぶりを物語るとして、間隔が詰まっていても⑭ダノンプレミアムの方を上に取る。
なんといってもこの距離なら、折り合いをあまり気にせず、持ち前のスピード発揮に専念できる。母の父インティカブは、スノーフェアリーやサトノクロニクルに入っておなじみ、京都でのパフォーマンスに彩りを加える血。外目の枠は多少気になるが、多少スタートをミスっても挽回はしやすい。信頼する一手だ。
$お宝馬 |
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⑩アルアイン (牡5、栗東・池江厩舎、ムーア騎手) |
ディープ産駒、中距離の大レース実績、リピーターレースでの去年3着、好走条件はすべて揃った。天皇賞は叩き台?本線がここという可能性もある。マイルでもそれほど速くならない展開なら、楽についていけるはずで、去年を上回る結果も期待したい。
相手上位は
①ダノンキングリー。
押さえに
⑦ペルシアンナイト、⑨クリノガウディー、⑤インディチャンプ、⑪カテドラル、⑰レイエンダ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。