水上学の血統トレジャーハンティング

土曜中山11R ターコイズS(G3)

◎本命馬
⑧エスポワール
(牝3、栗東・角居厩舎、Mデムーロ騎手)

牝馬限定のハンデ戦、しかも消耗度が問われる年末開催。一筋縄では収まらないのだが、今年はメンバーの質も揃い、また絶好の穴馬だったメイショウショウブが除外されたこともあってあまり波乱が見込めない。しかも、血統面からの鉄板傾向に該当する馬が人気どころとなる。それが⑧エスポワールだ。

重賞に昇格した2015年以降、勝ち馬は全て「父サンデー系×母父ロベルト系」なのだ。今年はエスポワールしか該当しない。さらに牝系はフサイチコンコルド、リンカーン、ヴィクトリー、アンライバルドを出している超名門のバレークイーン系、中山が大の得意である。

もちろん、マイルへの短縮がどうかとか、昇級戦であるとかの不安点はあるのだが、血統予想ということならこの馬をおいて他にない。傾向が途切れるまで信じたい。

$お宝馬
⑨リバティハイツ
(牝4、栗東・高野厩舎、藤岡佑騎手)

去年はこの馬を本命にして2着。キングカメハメハ産駒も、オープン特別時代からこのレースと相性がよく、重賞昇格前の2010年と13年に1着馬、11年3着馬、16年2着馬、去年は自身が2着と好走馬が連なっている。

今年は勝利こそないが、場を問わず着順ほどの着差がないレースを続けている。坂コースベター、1600mベターで、叩くと上がるタイプでもある。今年も一発あっていい。

相手上位は ①メイショウグロッケ⑯トロワゼトワル⑦シゲルピンクダイヤ。 押さえに ⑮ディメンシオン③モアナ⑬コントラチェック⑤デンコウアンジュだが、連対圏はモアナまでか。いずれにせよ、ヒモ穴で夢を見たい。

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