- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【フェアリーS・最終結論】今年もあきらめない!
2020/1/12(日)
月曜中山11R フェアリーS(G3)
◎本命馬 |
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⑪アヌラーダプラ (牝3、美浦・萩原厩舎、ルメール騎手) |
一筋縄ではいかない波乱レースとして知られるが、このところ、早いうちに重賞を勝たせたい好素材が、仕上げを早めてここで稼ぎに来る傾向が顕著になっており、かつての傾向が変わってきている。ここにも、例年なら断然クラスの馬が何頭も顔を揃えた。荒れる可能性はあまりなくなっていくだろう。今年も、本来ここに出るのは反則レベルの馬が出てきてしまった。⑪アヌラーダプラだ。
前走の後方一気から手綱を押さえてのゴールもなかなかのレベルだったが、そもそもこの特殊形状コースを新馬戦でクリアしており、さらにフェアリーSのメインファクターである「父か母の父キングマンボ系」にも該当する。人気でも、疑える要素があればまだケチもつけられるが、ことごとくファクターを満たしてしまうのでは逆らいようがない。素直に本命だ。
$お宝馬 |
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⑨ウインドラブリーナ (牝3、栗東・飯田雄厩舎、鮫島良騎手) |
だからといって、尻尾を巻いて一撃を諦めてしまうのも情けない。何とか人気薄のヒモ穴を見つけて抵抗すべく、白羽の矢を立てたのがこれ。ここまで3走はいずれも厳しい流れを経験しての健闘で、レースぶりは1戦ごとに器用さを増している。今の主流血統から完全に外れてしまったジャングルポケット産駒だが、高速でない今の芝ならまだひと太刀かませられる。
相手上位は
①スマイルカナ、⑩シャインガーネット。
押さえに
④ダイワクンナナ、⑤ポレンティア、⑭カインドリー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。