- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【土曜メイン予想】制限なしの走りを
2020/1/24(金)
土曜京都11R 石清水S
◎本命馬 |
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⑥アンリミット (牝5、栗東・清水久厩舎、城戸騎手) |
京都の芝は時計がかかるコース、差しも届くが、ただ4角である程度の位置にいないと届かない。後方一気では厳しいか。なお土曜は晴れのようだが、この時季だけにそうそうは乾かないだろう。稍重とみる。そうした馬場、力の要る芝への適性を踏まえて、⑥アンリミットを軸としたい。
芝1400mではとにかく堅実、これまで勝ち馬から0秒4を超えて離されたことがない。渋った馬場の実績も言うことなし。メイショウボーラー産駒は芝ならパワー馬場が得意で、母の父は冬場に強い血のマンハッタンカフェ。
半姉にノットフォーマル(フェアリーS)、近親にストロングガルーダ(ラジオNIKKEI賞)、ダイワバーバリアン(朝日杯3着、NHKマイルC2着)という渋い血統。現級に上がってからも1戦ごとに進境が見え、得意の好位差しが決められるとみた。
$お宝馬 |
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⑪キアロスクーロ (せん7、栗東・安達厩舎、幸騎手) |
1200mより1400mの方が向いているのは明らか。ダート血統であり、なお芝1400m向きでもある。馬場には関係ないタイプ。今回は1200mからの臨戦馬が多く、馬場の割には流れは速くなりそうで、なおさら体力勝負となりそうなのも良い。56キロはネックだが……。
相手上位は
⑯ヒルノマゼラン、③ドナウデルタ、枠は痛いが①ユニコーンライオン。
押さえに
⑦ジュランビル、⑨タイキサターン、⑩アクアミラビリス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。