水上学の血統トレジャーハンティング

日曜東京11R フェブラリーS(G1)

◎本命馬
⑤インティ
(牡6、栗東・野中厩舎、武豊騎手)

2強対決が鮮明になっている今年のフェブラリーS。モズアスコットがアドマイヤドン以来の、芝G1馬によるフェブラリーS制覇を達成するか、それともインティの連覇か。

根岸Sの内容を見れば、モズアスコットの強さを信じたくもなるが、内枠を引く危険こそ回避できたとはいえ、今回はあの高パフォーマンスから中2週。相手も格段に強くなる。そして、ダートの変わり身は初戦だったからこそとも言える……いくら母方はダート血統とは言え、フランケル産駒に、日本のダートG1で本命を打ちたくはない……。思いは千々に乱れて、結局⑤インティの連覇に賭けることにした。

スタートが安定しないモズアスコットに比べ、前受けが出来るのは強み。ハナにこだわるタイプでもない。早世さえしなければ、おそらくこのレースでも勝ち負けになったのではないかと思われるタガノトネール(武蔵野S完勝)を出したケイムホームが父、そして母はアフリート直系にストームキャット系の配合で、一本調子の展開が向く。鞍上がこの流れに持ち込めば、そう簡単には差されない。

去年のこのレース以降勝ちはないが、ひと息長い1800m戦や、馬力求められる地方競馬でのレースばかり。同型がほぼ不在で軽い砂質のマイルなら、再度の栄冠に輝こう。

$お宝馬
⑦ヴェンジェンス
(牡7、栗東・大根田厩舎、幸騎手)

このレースと相性の良いエーピーインディ系。カジノドライヴ、テスタマッタ、インカンテーション、ベストウォーリアなどが3着以内に入っている。この馬の父はそのカジノドライヴで、しかも「ザベストオブフェブラリーS」と考えている09年の2着馬だった。1400mでも対応してきたスピードがあり、中距離続きでも問題なし。左回りは少し張るが、ワンターンなら。

相手上位は ⑫モズアスコットとなるのだが、インティと二分しているので、この馬についてはアタマなしの買い方をしたい。あとは③ワイドファラオ②アルクトス。 押さえに ⑩ノンコノユメ⑬デルマルーヴル⑧キングズガード

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