- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【フェブラリーS・最終結論】春一番が運ぶ夢再び
2020/2/22(土)
日曜東京11R フェブラリーS(G1)
◎本命馬 |
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⑤インティ (牡6、栗東・野中厩舎、武豊騎手) |
2強対決が鮮明になっている今年のフェブラリーS。モズアスコットがアドマイヤドン以来の、芝G1馬によるフェブラリーS制覇を達成するか、それともインティの連覇か。
根岸Sの内容を見れば、モズアスコットの強さを信じたくもなるが、内枠を引く危険こそ回避できたとはいえ、今回はあの高パフォーマンスから中2週。相手も格段に強くなる。そして、ダートの変わり身は初戦だったからこそとも言える……いくら母方はダート血統とは言え、フランケル産駒に、日本のダートG1で本命を打ちたくはない……。思いは千々に乱れて、結局⑤インティの連覇に賭けることにした。
スタートが安定しないモズアスコットに比べ、前受けが出来るのは強み。ハナにこだわるタイプでもない。早世さえしなければ、おそらくこのレースでも勝ち負けになったのではないかと思われるタガノトネール(武蔵野S完勝)を出したケイムホームが父、そして母はアフリート直系にストームキャット系の配合で、一本調子の展開が向く。鞍上がこの流れに持ち込めば、そう簡単には差されない。
去年のこのレース以降勝ちはないが、ひと息長い1800m戦や、馬力求められる地方競馬でのレースばかり。同型がほぼ不在で軽い砂質のマイルなら、再度の栄冠に輝こう。
$お宝馬 |
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⑦ヴェンジェンス (牡7、栗東・大根田厩舎、幸騎手) |
このレースと相性の良いエーピーインディ系。カジノドライヴ、テスタマッタ、インカンテーション、ベストウォーリアなどが3着以内に入っている。この馬の父はそのカジノドライヴで、しかも「ザベストオブフェブラリーS」と考えている09年の2着馬だった。1400mでも対応してきたスピードがあり、中距離続きでも問題なし。左回りは少し張るが、ワンターンなら。
相手上位は
⑫モズアスコットとなるのだが、インティと二分しているので、この馬についてはアタマなしの買い方をしたい。あとは③ワイドファラオ、②アルクトス。
押さえに
⑩ノンコノユメ、⑬デルマルーヴル、⑧キングズガード。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。