- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【オーシャンS】逆転できるだけの絶対値
2020/3/6(金)
土曜中山11R オーシャンS(G3)
◎本命馬 |
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⑩ナックビーナス (牝7、美浦・杉浦厩舎、横山典騎手) |
去年スプリンターとして開花、頂点に立ったタワーオブロンドン、スプリンターズSで肉薄したダノンスマッシュは共に目標は次。さらに共に1枠に入ったことで、外から切れ込んで逃げる馬がいたら、不利というか、前半の位置取りが悪くなることも想定される。
目下当レース3年連続2着の⑩ナックビーナス、今度こそだろう。本番ではどうしてもスケールが見劣る分、ここでこそ勝ちに来た鞍とみる。適性について、血統がどうだのこうだの、くどくど述べる必要もない。前に行きたい馬は多いが、ハナにもこだわらないタイプ。
7歳目前の年末、牝馬が、58キロを背負って勝つということ自体、いくらオープン特別とはいえ破格。相手の弱点に付け込めれば逆転できるだけの絶対値がある馬だ。
$お宝馬 |
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⑥キングハート (牡7、美浦・星野厩舎、北村宏騎手) |
このところ、重賞では1,2頭の能力上位馬がいて、その他の馬との力量差が開くという構図がやたらと増えてしまった。結果的には割り込みや逆転があるにしても、予想としてはなかなか穴馬を探せないレースが多い。ここもそんな感じなのだが、唯一、穴馬として推せそうなのがこれだ。
そもそも一昨年の勝ち馬。今回は前に行きたい馬が多く、先行後ろから流れに乗れば、直線のひと脚で馬券圏に入ってもおかしくない。なお母は当該コースで1000万を完勝している。
相手上位は
①タワーオブロンドン。
押さえに
②ダノンスマッシュ、⑭レジーナフォルテ、⑪カッパツハッチ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。