- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【フラワーカップ】5月の杜を見据えて
2020/3/19(木)
金曜中山11R フラワーカップ(G3)
◎本命馬 |
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⑭レッドルレーヴ (牝3、美浦・藤沢和厩舎、ヒューイットソン騎手) |
ここで連対すれば、桜花賞出走の目もあるのだが、近年はオークスへ向けての出走賞金獲得をもくろむ中距離型が集まるレース。今年は先々楽しみな馬が揃って、メンバーレベルは水準以上とみる。その中で、ひと際光っているのが⑭レッドルレーヴだ。
言うまでもなく、ダイナカール→エアグルーヴ一族の超名門。全兄にランフォザローゼスがいる。
また、今開催の中山芝1800㍍戦では、キングカメハメハの系統の好走が目立っている。当のキングカメハメハ産駒こそ勝ち鞍はないが、ロードカナロア、ルーラーシップなどの産駒が5連対をマーク。さらに2週続けて道悪の中で競馬を行ったことで、高速馬場にはなりそうもなく、その点でもパワー寄りの配合のこの馬には適している。
新馬戦では、のちに共同通信杯で3着となるフィリオアレグロと差のない2着。前走は追い出しを待たされながらも余裕十分の差し切り。いまだ底が見えていない。ライバルに距離不安がある馬が多く、ここは勝ち切ってオークス有力候補に名乗りを挙げたい。
$お宝馬 |
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⑤ナリノクリスティー (牝3、美浦・上原厩舎、石川騎手) |
やや間隔は詰まっているものの、すでにこの開催に当該コースで連対を果たしたこの馬が穴だ。こちらもキングカメハメハの系統。新馬戦では、スプリングSでも面白そうなアオイクレアトールと僅差、ダートで初勝利を挙げての前走は、芝戻しで勝ちに行っての2着。なかなか幅のある競馬をする馬だ。母の父ブライアンズタイムも中山向き。先行脚質でもあり、大崩れしないとみる、
相手上位は
⑫シーズンズギフト、⑪クリスティ。
押さえに
⑧フラワリングナイト、⑩ポレンティア、⑦ショウナンハレルヤ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。