- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【大阪杯・最終結論】あの女王に近づくために
2020/4/4(土)
日曜阪神11R 大阪杯(G1)
◎本命馬 |
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⑤ラッキーライラック (牝5、栗東・松永幹厩舎、Mデムーロ騎手) |
まだ今年で昇格4年目ということで、レースにハッキリした傾向があるわけではない。だが、宝塚記念と同じく阪神内回りで行われる上に、前半の入りがやや速まるために、良馬場ならばよりスピード持続力血統に向いた舞台である。絶対的な能力が高い馬は別にして、母の父がダート血統の馬がG2時代からよく走っていることがそれを裏付ける。ここは⑤ラッキーライラックの配合がベストだ。
父オルフェーヴルは、このレースを勝っている……と書くのが野暮なほどの戦績だが、ステイゴールドの系譜らしく、小回りでの強さは破格だった。そして持続力を裏付けるのが母の血。フォーティナイナー系とシアトルスルーの配合でできた、生粋のアメリカのダート中距離血統。一瞬のギアチェンジより、脚を長く使える場に向く。
一族にはハーツクライやミッキーアイルもおり、息も長い牝系だ。5歳になっても衰えはないだろう。
アーモンドアイ不在のここを勝って、女王との次なる戦いに箔をつけたいところだ。
$お宝馬 |
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⑥レッドジェニアル (牡4、栗東・高橋忠厩舎、酒井騎手) |
実績からは不安はあるのだが、今開催の当該コースでやたらと「父キングマンボ系×母父サンデー系」が来ているのが気になり、お宝馬に推したい。
近走苦戦続きも、勝ち馬からは意外と大きく負けていない。上がりがかかるコースの方がいいだけに、この馬については意外と阪神中距離が向いている可能性もある。曲がりなりにもダービー馬を下した馬、全くの軽視はできないだろう。
相手上位は
④ワグネリアン、やや距離延長に不安の⑧ダノンキングリー、去年不利の③ブラストワンピース。
押さえに
⑫クロノジェネシス、前走スタートで座ろうとしレースにならず、スローにもハマってしまった①ロードマイウェイ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。