「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【皐月賞・最終結論】下馬評に待ったをかける
2020/4/18(土)
日曜中山11R 皐月賞(G1)
◎本命馬&お宝馬 |
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⑰ヴェルトライゼンデ (牡3、栗東・池江厩舎、池添騎手) |
土曜は大雨に見舞われた中山だが、日曜は朝から好天。この時間帯は稍重にまでは戻るだろう。道悪適性はあまり考えないことにする。
ここは、2強、3強の下馬評をひっくり返すべく、⑰ヴェルトライゼンデ
に期待したい。
父ドリームジャーニーは、皐月賞では大きく出遅れてシンガリ付近追走、直線だけで8頭抜いただけに終わったが、当時中山だった朝日杯と、有馬記念の快勝から、中山がベストコースだった。加えてヴェルトライゼンデの半兄ワールドエースは、渋りの残った馬場での皐月賞で2着、ワールドプレミアは有馬記念3着。牝系のコース相性も悪くない。
枠も、皐月賞では意外と7,8枠が好走しており問題ないとみる。前走からの距離延長は大きく、勝ち負けになっていいはずだ。本命兼お宝馬に指名する。
相手上位は ①コントレイル、⑤サトノフラッグ、⑱ビターエンダー。 押さえに ⑦サリオス、⑪クリスタルブラック、⑬ダーリントンホール。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。