日曜東京11R NHKマイルC(G1)

心配された雨は、どうやら深夜に2ミリ程度で収まり、馬場には全く影響を与えないだろう。とりあえず安心だ。これだけの役者が集まった、近年稀にみるハイレベルメンバーとなったNHKマイルCの舞台、やはり良馬場でこそだ。

このレースは、メンバーレベルが揃った年は、得てして前走1800m、2000mを走ってきた馬が好走するケースが多い。上位独占とは言わないが、今年も連対の内の1頭はこの組だと思う。とすれば、毎日杯で強い競馬を見せた⑰サトノインプレッサ だ。

ディープインパクトに、欧州の名牝でマイルCSにも2度参戦し3着、4着と健闘したサプレザが母。ディープ×ミスプロ系×リボー系というスピードとスタミナの取れたバランスよい配合だ。東京なら2000mの天皇賞でも見たいくらい。血統は全く違うが、同じ毎日杯を勝ってここを制したダノンシャンティと、イメージがとても近い馬と思っている。このレースにとってラッキーの8枠(10年間で6連対)も縁起良し、だ。

もう語り尽くされたことだが、NHKマイルCと言えば昔から言われているのがデピュティミニスター系との相性の良さだ。近年はまた加速しており、｢父か母の父がデピュティミニスター系｣の馬は2013年1，2着、15年1，3着、16年3着、17年1着馬、18年2着馬が該当。

今年は⑯ストーンリッジとこの馬だ。ストーンではなくこちらを推すのは、父がクロフネで、父自身と産駒が2頭勝っていること、さらに母の父ダイワメジャーも、父として3勝していることを評価した。

相手上位は ②タイセイビジョン、⑯ストーンリッジ、③レシステンシア。 押さえに ④プリンスリターン、⑤シャインガーネット、 ⑭ルフトシュトローム、⑩ハーモニーマゼラン。

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