- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【平安S】鬼の居ぬ間に世代交代
2020/5/22(金)
土曜京都11R 平安S(G3)
◎本命馬 |
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②ロードレガリス (牡5、栗東・野中厩舎、池添騎手) |
現在の中距離ダート界の若き王者クリソベリルの名はもちろんないが、今年はG1馬(交流含む)が3頭出走してきた。ただ、今年は上がり馬の新興勢力もかなり魅力的。私が期待する3頭はいずれも5歳馬ではあるが、そろそろクリソベリル以外の馬たちも世代交代の狼煙を挙げる頃だろう。
その3頭から、期待は②ロードレガリスだ。
同じハーツクライ産駒スワーヴアラミスとの比較となるが、実際に1度、同じ京都1900mの舞台で破っていること、当時と同じく、斤量を1キロもらっていること、さらに、母方がサドラーズウェルズ系のスワーヴに比べて、こちらは母の父がフサイチペガサスであり、よりダート中距離の要素が濃くなっていること。またスワーヴアラミスは、直線坂コースの方がパフォーマンスが高いこと。これらの理由から、今回はロードレガリスが上とみる。
また対実績馬については、オメガパフュームが59キロ、また海外帰りでかつ距離不適とみるゴールドドリームなら今回は勝てる。このまま勢いに乗って、重賞初勝利を達成とみた。
$お宝馬 |
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③ヒストリーメイカー (牡6、栗東・新谷厩舎、畑端騎手) |
実績は足らないが、京都巧者、かつ前で競馬ができる強みから、1頭穴馬を探せと言われればこれとなる。前走はクリンチャーを下しており、能力もまだ侮れない。
相手上位は
⑩スワーヴアラミス、⑫マグナレガーロ。
押さえに
⑪ヴェンジェンス、⑤オメガパフューム。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。