- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【日本ダービー 最終結論】寂しき杜に雄叫びを
2020/5/30(土)
日曜東京11R 日本ダービー(G1)
◎本命馬 |
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⑤コントレイル (牡3、栗東・矢作厩舎、福永騎手) |
土曜の東京競馬場、もちろん森閑としていた。とてもダービー前日とは思えなかったが、それでも府中の杜に祭りはやってくる。自分にとっては、初めて見たダービーからちょうど50回目の記念すべき年、主役には逆らわずに⑤コントレイルを指名する。
かなり完成度が高い早熟配合であり、正直、皐月賞からの上積みはないだろう。しかし皐月賞時点の完成度の差を、他馬が埋められていないのではないか。
その皐月賞では、1番枠が最大のネックと思われた。たまたま出負けしたとのことだが、包まれないように徐々に外へ出していき、距離ロス覚悟で進撃開始、大外から決めた。上がり3Fはサリオスを0秒5上回り、着差以上の差があったとみる。内が伸びない馬場だったという声も一部にあるが、大した違いはない。むしろ通った距離の差が大きい。
切れだけでなく持続力も高い。精神力も相当のもの。前にも行けるし構えてもいい。小回りも広いコースも、力の要る馬場も高速馬場も全部クリアし、それぞれで高いパフォーマンス。秋以降は別にして、現時点では非の打ち所がない。
ダービー5勝のディープ産駒、しかし過去の同産駒ダービー馬は、母方にもう少し欧州的な色付けがあったのに対し、この馬はダート組成が強く軽い。だが明日はスロー必至でかつ高速、上がりの速さ比べとなるはず。先週ほどではないにせよ、依然軽い芝なら、むしろプラスになるはずだ。圧倒的人気の馬を本命にするのは気が引けるが、ダービーだけは素直に打つ。
$お宝馬 |
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⑩コルテジア (牡3、栗東・鈴木孝厩舎、松山騎手) |
前走は後方からジリジリ伸びていた。皐月賞7着はむしろ健闘。本領はゴール前に急坂のないコースでの流れ込み。父シンボリクリスエスがダービー2着、母の父ジャングルポケットはダービー馬。この配合なら距離は問題ない。スロー好位内目から、ひと泡吹かせるシーンを望む。
相手上位は
⑧ビターエンダー、③ワーケア。
押さえに
⑰ヴァルコス、⑫サリオス、⑨ダーリントンホール、②アルジャンナ。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。