- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【ラジオNIKKEI賞 最終結論】大器は晩成す
2020/7/4(土)
日曜福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)
◎本命馬 |
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②ディープキング (牡3、栗東・藤原英厩舎、戸崎騎手) |
土曜午後から雨の福島。日曜も午後からは本降りとなる予報で、おそらく重馬場となるだろう。加えて小回りなので、そちらへの適性も求められる。
兼備しているのが②ディープキングとみる。意外かもしれないが、ディープインパクト産駒は福島の芝1800mや2000mは得意としており、特にラジオNIKKEI賞では4勝、2着1回を挙げている。コースやレースの適性は問題なしだ。
道悪についてだが、全姉サトノダムゼルは3歳夏という遅いデビューから3連勝、そこには重馬場が2つ含まれている。また全兄にはサトノキングダムがいて、こちらは唯一の道悪は大敗しているが、それがラストランとなっていて、ノーカウントと判断する。ダムゼルの戦績、そしてドイツ牝系から判断して、道悪も大丈夫とみる。
ディープキング自身も道悪は1走し完敗だが、これが2歳秋の新馬戦だから無視していい。今の時期なら、道悪もこなすはずだ。何より半兄アニマルキングダムは北米ダービー馬にしてドバイWC勝ち馬という世界的良血。
またサトノキングダムは 2歳年末デビューで勝利は3歳になってから、また同じ福島1800mを勝ってオープン入りしていた。そしてサトノダムゼルは前述のとおりであり、晩成血統なのも確実。まさに今から本格化していくタイプだろう。トップハンデより2キロ軽いのも大きい。器用なので内枠もプラス、ここはチャンス大だ。
$お宝馬 |
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①バビット (牡3、栗東・浜田厩舎、団野騎手) |
小回り巧者の産駒が多く、芝道悪巧者の産駒も珍しくないナカヤマフェスタの子。母の父タイキシャトルも道悪で大きな後押しとなる。逃げ脚質がやや気になり本命にはしなかったが、馬群がバラけたり、他の同脚質馬が道悪を苦にしたりした場合は楽な流れも予測され、お宝馬に指名する。
相手上位は
⑨パラスアテナ、⑪バンサラッサ。
押さえに
④コンドゥクシオン、⑤サクラトゥジュール、③アルサトワ、⑫ルリアン、⑦ベレヌス。人気になるであろうグレイトオーサーを軽視し、その分手広くいきたい。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。