- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【七夕賞 最終結論】馬券では晴れ晴れの七夕
2020/7/11(土)
日曜福島11R 七夕賞(G3)
◎本命馬 |
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⑪ヒンドゥタイムズ (牡4、栗東・斉藤崇厩舎、北村友騎手) |
福島の日曜は天候が回復しそう。土曜の予報では少し晴れ間も出て、芝はおそらく稍重に近い良くらいにはなりそうだ。ただ時計はある程度かかるだろう。
さて、夏の福島芝1800mや2000mでは、本来はディープ産駒が活躍するのだが、該当馬ジナンボーは広く直線長いコースに良績が集中。小回りでもそこそこ走っているとはいえ、この相手の56キロもやや厳しい。
軸に取るのは、55キロで出られる⑪ヒンドゥタイムズだ。ハービンジャー産駒はおととし2着、そしてダンチヒ系という括りにすれば、このレースで1,3着のマイネルラクリマが出ている。しかもヒンドゥタイムズは、母の父にディープインパクトを持っている。一族には、ローカルなら函館筆頭にどこでも走ったマヤノライジン、名牝ニシノフラワーらがいる。
自身も小回りコースでの走りに優れている。決め手がない代わりに脚を長く使う走りだし、また時計が速くなりすぎない馬場が向いている。好位後ろから、直線だけ外へ出して晴れやかな脚を見せるはずだ。
$お宝馬 |
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⑮リュヌルージュ (牝5、栗東・斉藤崇厩舎、Mデムーロ騎手) |
本命馬と並ぶ斉藤崇厩舎の2頭出し。お宝馬にはもう1方のこちらを指名したい。
本当は、血統からはもっと馬場が悪くなってほしいところだったが、斤量さえ軽ければ安定して走れる。対牡馬も、やや古い話だが初勝利はユーキャンスマイルを倒してのものだし、中山金杯好走のテリトーリアルと接戦、またヒンドゥを僅差で破ったヒルノダカールをこちらは倒しており、見劣らないことが推測される。
時計が速いと追い負けるところがあるので、今の福島ならぴったり、小回り実績も言うまでもない。
相手上位は
⑭オセアグレイト、⑬ブラヴァス。
押さえに
⑥ジナンボー、⑤マイネルサーパス、⑫ヴァンケドミンゴ、⑨ノーブルマーズ、②ウインイクシード、③クレッシェンドラヴと手広く取りたい。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。