- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【土曜メイン予想】馬場状態次第の難解な一戦
2020/7/17(金)
土曜福島11R 阿武隈S
◎本命馬 |
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⑪ドリームソルジャー (牡6、栗東・渡辺厩舎、横山典騎手) |
福島芝はBコースに替わるが、道悪続きでやや外目へ出す馬が多かったので、柵が付いても内は荒れているはず。金曜午後は稍重発表だが、その後の福島は曇りが続き、土曜メインの直前くらいに少し降る予報。なんとも微妙で、しかも馬場が渋れば一転して外マクリ、外差しに傾くだけに、実に展開を読みづらい。一応は、外からも伸びる馬場と判断する。
ある程度行きたい馬が揃った反面、距離短縮となる馬も多く、前半は前と後ろの二分戦となりそうだ。後ろの組から何かが早めに動き出して、ある程度プレッシャーを掛け合って消耗する先行勢を呑み込む展開を想定し、⑪ドリームソルジャーに期待したい。関西厩舎が横山典騎手に依頼し、斤量2キロ減も不気味だ。
血統的には、改めて語るまでもないドリームジャーニー産駒の小回り適性の高さ。クラスにも近走メドは立てている。近親に懐かしいエアジハードやガレオンらがいる渋い牝系。今ならスピードや瞬発力の要らないこの舞台向きだ。古い話ではあるが、このコースではミッキースワローと小差に叩き合っての2着もある。
$お宝馬 |
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⑯ジャコマル (牡6、栗東・松永幹厩舎、菊沢騎手) |
魅力的な穴馬は何頭かいるが、最もファンからのマークが薄くなりそうなのがこの馬だ。枠は痛いが、逆に大外から内の出方を見つつの先行ができ、同脚質馬に被せられる気遣いが要らないのは大きい。
人気のシークレットランを実際に倒している実績もあるし、鉄砲も走る。またダノンシャンティ産駒は先週の馬場ではあるが、当該コースを勝っている。前に行く組から粘り込む馬を選ぶなら、軽視してはいけない。
相手上位は
脚元さえまともなら勝つ力のある⑤バリングラ、⑭ショウナンバルディ、⑮シークレットラン。
押さえに
⑧カフジジュピター、⑨ラクローチェ、⑬コスモカレンドゥラ、馬場悪化の際の⑫フィールインラヴと①ウィナーポイント。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。