- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【土曜メイン予想】新潟に朗報告げる音
2020/7/31(金)
土曜新潟11R 新潟日報賞
◎本命馬 |
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⑮ムーンチャイム (牝5、栗東・千田厩舎、福永騎手) |
新型コロナウイルスの感染状況にはまだ出口が見えないが、競馬界には朗報が届いた。8月15日から、新潟競馬のみ有観客開催を再開するというニュース。詳しくはJRAの発表をご覧頂きたいが、県内在住者対象の予約販売限定で、席数は600。通行エリアは大幅に制限されるとのこと。ひとまず前進したことは確かだ。
その新潟、明日のメインは新潟日報賞。内回りの芝1400mコースは、ペース次第で結果が全く変わってしまう難解な部分はあるが、基本的に夏の野芝内回りではスピードの持続力が問われ、上がりが掛かるのが常だ。狙いたいのは1200mなら中山、1400mなら直線平坦がベターのアドマイヤムーン産駒、⑮ムーンチャイムだ。
ここまで3勝を挙げているが、いずれも自身の上がりは34秒台後半から35秒前後での差し切りであり、上がりが掛かった方が走れるのは明白。現在オープンのロケットとは勝ったり負けたり、また当該コースオープン勝ちのアルーシャとも小差の競馬をしていた馬で、能力はこのクラスを勝てるだけのものは持っている。
直近勝利がマイルのために、マイルを使われることが近走多かったが、本来は1400mベストなのも明らか。血統から適性ありと判断できる新潟1400mなら、勝ち切りまで期待できるとみる。
$お宝馬 |
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⑬シトラスノート (牝4、栗東・石坂正厩舎、西村淳騎手) |
母エピセアロームは、夏場のスプリント重賞で活躍した馬。そして近親にサクラローレルやカポーティスターらがいる渋い牝系。叔母アッラサルーテは、同じ夏の新潟1400mで500万勝ち、1000万2着があった。かなり適性が高い血筋で、魅力ある穴馬だ。
相手上位は
⑦レノーア、④セプタリアン、③ジョーアラビカ。
押さえに
②ミュージアムヒル、⑧ドルチャーリオ、⑤レジーナドーロ、①アフランシール。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。