- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【土曜メイン予想】見えない観客の声を背に
2020/8/14(金)
土曜新潟11R 上越ステークス
◎本命馬 |
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⑪シスル (牝5、美浦・新開厩舎、木幡巧騎手) |
本来なら、明日土曜から限定とはいえ新潟のスタンドには観客が戻ってくるはずだった。しかし忌まわしいコロナ禍は拡大の様相を見せ、無観客競馬継続。忘れかけていた寂しさは一層増すが、ひたすら再開を待つしかない。
さて土曜の新潟は天候がまたしても不順となりそうで、雨が降ったり止んだりの予報だ。週中は猛暑だったようで、この日だけの雨なら、馬場は多少速くなる程度で済むだろう。新潟ダートらしい軽いスピード型の好位差し馬が台頭しそう。狙うは⑪シスル
だ。
ノボジャック産駒は、出走数が少ないながらも当該コースでは堅実で、近3年で18回の出走があり5回馬券圏に入っている。うち2回はシスルによるものだが、この期間以前にも下級条件でノボジュピター、オープン特別でキャプテンシップらが当該コースで好走した。それほど人気にあることもなく、いわゆる「オイシイ」種牡馬でもある。
シスルは1200mなら33秒台前半で入っても粘り込める持続力があり、厳しい展開の方が歓迎材料だ。昨年末に中山1200mで2勝クラスを勝った時の時計内容は、同日の3勝クラスで4着相当であり、そこで同タイムで走っていたリュウノユキナは現オープン馬だ。このクラスを勝てる能力の下地は持っている。
$お宝馬 |
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⑦アルーアキャロル (セ7、美浦・新開厩舎、丸山騎手) |
こちらも当該コースでは勝ち鞍がないまでも得意。従兄にJBCスプリントはじめ、ダート短距離の交流重賞を勝ちまくったタイセイレジェンドがいる血統だ。牝系は芝寄りのために軽いダートが向き、中山でも勝ち鞍はあるが、直線平坦の方が流れ込めるとみる。
相手上位は
①ウルトラマリン、②メイショウミライ。
押さえに
④メイプルグレイト、⑫マラードザレコード、⑭スズカモナミ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。