- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【札幌2歳ステークス】2歳にしてスペシャリスト?
2020/9/4(金)
土曜札幌11R 札幌2歳ステークス(G3)
◎本命馬 |
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⑨ウインルーア (牝2、美浦・青木厩舎、横山武騎手) |
近10年の勝ち馬で、その後G1で連対することになるのはレッドリヴェール(阪神JF1着、桜花賞2着)とコディーノ(朝日杯2着)の2頭だけ。どちらかというと将来性よりも、早熟で、かつ小回りコース&パワーの洋芝に適性の高い馬が勝ち負けする特殊な?2歳重賞というイメージだ。また札幌のコース形状や、前半がスローになりがちなこともあり、後半がマクリ合いになることも多い。
今年は例年より1週長い開催、かつ先週の道悪での競馬から、例年以上に馬場が荒れているとみる。パワー重視で⑨ウインルーアに期待したい。
父ゴールドシップは自身がこのレースで2着、またステイゴールドの系統はこのレースで6頭が3着以内に入っている。そして父同様ゴールドシップ産駒の荒れ芝、道悪への適性は、さらにウインルーアは近親に歴史的名牝マックスビューティやマックスジョリー、ココロノアイなど、2歳戦から活躍した馬が多い早期完成血統でもある。
初戦の大敗は1200mゆえと度外視していい。前走は厳しい流れを好位から少しずつ位置を上げての直線抜け出し、脚の持続力はかなり高かった。母方も洋芝向きヌレイエフ系で、本命馬として推せるに値する馬とみる。
$お宝馬 |
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⑧ユーバーレーベン (牝2、美浦・手塚厩舎、戸崎騎手) |
穴馬にもゴールドシップ産駒から。ユーバーレーベンは、母の父がロージズインメイで小回り道悪向き、4分の3同血の兄マイネルファンロンは函館記念2着で札幌での勝ち鞍もあり、洋芝適性はとても高い。戸崎騎手がわざわざ乗りに来るあたりも不気味だ。
相手上位は
③ジオルティ、⑤スライリー。
押さえに
⑫ヴィゴーレ、⑦コスモアシュラ、⑥バスラットレオン、⑪ウイングリュック。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。