- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
-
本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
-
本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【土曜メイン予想】逆転の可能性に賭ける
2020/9/25(金)
土曜中京11R 長篠ステークス
◎本命馬 |
---|
⑩ファストフォース (牡4、栗東・西村厩舎、松山騎手) |
普通なら、④カレンモエが勝利に最も近いと考えるべきだろう。稽古では猛時計を出しており、長期休養明けの2走ボケもなさそう。前に行ける脚質、また土曜は好天が見込まれ、Bコース替わり初日で時計がソコソコ出そうな芝も向いている。
しかし不安がないわけではない。左回りが初めてということ、さらに直線に坂のあるコースも初めてということ。この2点は見逃してはいけないだろう。
もちろん、これらがマイナスになる確証はなく、走ってみないと分からない。母がカレンチャンであることを考えれば、たやすくクリアしそうな気もする。しかし圧倒的に被った人気が見込まれるなら、ここは連勝街道を走る⑩ファストフォースの本格化に賭けたい。
こちらは中京ですでに連対経験がある。デビューから6戦未勝利だった馬が、門別転出で勝ち癖がついたか、戻ってきてから芝1200mで連勝中。今回昇級戦となるが、ロードカナロア×サクラバクシンオー×デインヒルのスピードを重ねた配合のスケールは、カレンモエに匹敵するものだ。時計が出る馬場への対応には机上の計算からは不安はあるが、血統からは対応可能とみる。
$お宝馬 |
---|
⑫シャンデリアムーン (牝4、美浦・斉藤誠厩舎、吉田隼騎手) |
左回りは東京で1走だけでの5着なら、まだ苦手とは決められない。坂は阪神で克服済み、速い時計にも対応した実績がある。逃げても控えても競馬ができるし、鉄砲も得意。走れる下地は揃った。相手どころに必須の1頭だろう。
相手上位は
当然④カレンモエ、⑬セプタリアン、⑧メイショウミモザ。
押さえに
⑥ジョーアラビカ、⑤レジーナドーロ、②カレングロリアーレ、⑰ブリッツアウェイ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。