「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【神戸新聞杯 最終結論】ここで負けるわけにはいかない
2020/9/26(土)
日曜中京11R 神戸新聞杯(G2)
◎本命馬 |
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②コントレイル (牡3、栗東・矢作厩舎、福永騎手) |
2004年以降、ダービー最先着馬が出走すれば連対率10割。しかもこの傾向は、阪神2000m時代も、中京2000mでも変わらなかった。今回の該当が無敗の2冠馬なら、逆らう手はない。
②コントレイルの相手は、次走未知の距離だろう。自分との闘いとなる。ここで負けるわけにはいかない。このレースでは相手探しにスペースを割きたい。
$お宝馬 |
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⑨アイアンバローズ (牡3、栗東・角居厩舎、北村友騎手) |
気性難があるが、新馬戦と青葉賞以外は崩れていない。ディープボンドやヴァルコス相手の2着もあり、コントレイル以外の馬になら、ここで通用していい下地はある。半兄はベルモントS勝ちのパレスマリスで、世界的良血でもあるのだ。オルフェーヴル×ヌレイエフ系×ロベルト系のパワー配合で、時計はソコソコ出るが上がりが掛かる今の中京芝にも合っている配合だ。前にも行ける。流れ込みに期待したい。
相手上位は
⑪ディープボンド、⑭ディープキング。
押さえに
⑩パンサラッサ、⑫メイショウボサツ、③ビターエンダー、⑱ヴェルトライゼンデ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。