- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【天皇賞・秋 最終結論】復活の舞台は歴史的一戦で
2020/10/31(土)
日曜東京11R 天皇賞・秋(G1)
◎本命馬 |
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⑧キセキ (牡6、栗東・角居厩舎、武豊騎手) |
ここ2週、歴史的快挙が続いた日曜。今週はアーモンドアイが偉大な足跡を刻もうとしている。
安田記念に比べれば、ローテも距離も馬場状態も好転。まさに隙は無い。しかし、秋の天皇賞は波乱の物語。負けるはずがないと言われたシンボリルドルフ、トウカイテイオー、ハーツクライ&ゼンノロブロイ、そしてブエナビスタが伏兵に屈してきた。確かに当時と時代が違うが、突然下り坂に入ることの多い牝馬だけに、2,3着に負ける公算は考えておきたい。その場合逆転できる馬は、⑧キセキをおいて他にない。
土曜の東京芝は、降雨が中間に皆無だったこと、コース替わりのために高速化。去年の天皇賞週とほぼ同じとなったが、もともと時計の出方不問なのは大きい。超高速を克服、パワー必須の前走や菊花賞にも対応。弱点は3000m上の距離(菊花賞は道悪すぎて適性を問われず)と、出遅れ定番となってしまった気性だが、距離は本来これくらいがベストの馬。そして出遅れを後半の爆発力に転化させる戦法を身に着けた。長い直線を利してスパートすれば、突き抜けるシーンがあっていい。直線長いコースの1800mから2000mでは【3-0-3-1】でほとんど崩れていない。
秋の天皇賞でこの10年、ずっと好走が目立つ父キングマンボ系でもあり、母の父は、このレースでは意外と1勝のみも、2,3着なら量産のディープインパクト。京都大賞典を叩いたことからも、秋3走目となる次走ではなくここでピークを持ってくる意図のはずだ。
$お宝馬 |
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⑩スカーレットカラー (牝5、栗東・高橋亮厩舎、岩田康騎手) |
意外と売れそうだが、おそらく6番人気ならお宝馬としていいだろう。ヴィクトワールピサ産駒の牝馬は、ジュエラーや、母父も同じ組み合わせのウィクトーリアなど長い直線を利しての追い込み馬が目立つ。加えてこの馬はミスプロの強いクロスがあり、瞬発力を増強。広いコースがいいのは戦績からも明らかで、脚がタマりそうな展開が目される今回は一発を期待したい。
相手上位は
⑨アーモンドアイ、⑪ダノンプレミアム。
押さえに
⑦クロノジェネシス、⑫ジナンボー、②カデナ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。