「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
-
お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
-
お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
3歳主流の女王杯
2014/11/11(火)
【前週推奨馬回顧】
★土曜京都11R ファンタジーS(G3)◎本命馬 ダノングラシアス 1番人気 2着道中の位置取りが後ろすぎた。直線は進路を取りあぐねるところがあり、それでもねじ伏せるように伸びてきたが一歩届かず。もったいないレースになってしまった。
$お宝馬 タガノヴァレリー 8番人気 7着勝ち馬とは0秒2差とはいえ、上位は一段で雪崩れ込んできたレース。全体的なレースレベルも疑問視される。自己条件の牝馬限定戦で仕切り直し。
★日曜東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)◎本命馬 フェイムゲーム 2番人気 1着完璧な競馬。詰めて使わない方がいいタイプなので、ジャパンCではなく有馬記念を目指した方が可能性は出てくるのではないだろうか。
$お宝馬 コスモロビン 12番人気 10着後方からジワジワ、2,3頭交わしただけに終わってしまった。まだ戻ってこない。
【今週のポイント】
エリザベス女王杯、今年は天気の心配もなさそうで、外回りコースらしい切れ味が求められるレースとなりそうだ。
世代レベル云々が取りざたされるのは競馬の常だが、そんなものに関係なく、このレースは3歳馬が優勢なレースだ。基本的には秋華賞連対馬を上位に見るべきという傾向が出ている。ショウナンパンドラを素直に採るか、実質的な勝ち馬といってもいい負け方だったヌーヴォレコルトを上にするか、まずはこの順序付けから始めるのが筋か。
Bコース替わりの先週はインコースの立ち回りが目立った京都芝も、1週使うと意外とフラットになるのが例年の傾向でもある。ヒモ穴には決め手ある差し馬から、血統面での上積みが見込める馬を探すつもり。週末の特製出馬表、全馬血統診断をご参考にして頂ければ幸いだ。
【次回の狙い馬】
日曜・東京4R 4着ヌーベルバーグパリ
新馬戦。最内枠からハナを切るも、早めに複数の馬に来られて、見かけのペース以上に前に行った馬にはキツかったか。馬体も2歳牝馬ながら500キロ近くあり、緩めの作りだったのも事実で、叩かれて絞れることと、厳しいレース経験の上積みが出るとみた。
日曜・東京6R 8着スナッチアキス
位置取りが後ろ目となり、揉まれ込む。直線も寄られて狭くなるシーン、追われて流れ込んだだけになってしまった。本来は仕上がりの早い血統で、近親には2歳重賞、オープンでの活躍馬が並ぶ。
もし東京の内に使えるなら、再度芝1400mで。中山1200mはやや忙しいので、年末は中京1400mか中山マイルなら。
★土曜京都11R ファンタジーS(G3)◎本命馬 ダノングラシアス 1番人気 2着道中の位置取りが後ろすぎた。直線は進路を取りあぐねるところがあり、それでもねじ伏せるように伸びてきたが一歩届かず。もったいないレースになってしまった。
$お宝馬 タガノヴァレリー 8番人気 7着勝ち馬とは0秒2差とはいえ、上位は一段で雪崩れ込んできたレース。全体的なレースレベルも疑問視される。自己条件の牝馬限定戦で仕切り直し。
★日曜東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)◎本命馬 フェイムゲーム 2番人気 1着完璧な競馬。詰めて使わない方がいいタイプなので、ジャパンCではなく有馬記念を目指した方が可能性は出てくるのではないだろうか。
$お宝馬 コスモロビン 12番人気 10着後方からジワジワ、2,3頭交わしただけに終わってしまった。まだ戻ってこない。
【今週のポイント】
エリザベス女王杯、今年は天気の心配もなさそうで、外回りコースらしい切れ味が求められるレースとなりそうだ。
世代レベル云々が取りざたされるのは競馬の常だが、そんなものに関係なく、このレースは3歳馬が優勢なレースだ。基本的には秋華賞連対馬を上位に見るべきという傾向が出ている。ショウナンパンドラを素直に採るか、実質的な勝ち馬といってもいい負け方だったヌーヴォレコルトを上にするか、まずはこの順序付けから始めるのが筋か。
Bコース替わりの先週はインコースの立ち回りが目立った京都芝も、1週使うと意外とフラットになるのが例年の傾向でもある。ヒモ穴には決め手ある差し馬から、血統面での上積みが見込める馬を探すつもり。週末の特製出馬表、全馬血統診断をご参考にして頂ければ幸いだ。
【次回の狙い馬】
日曜・東京4R 4着ヌーベルバーグパリ
新馬戦。最内枠からハナを切るも、早めに複数の馬に来られて、見かけのペース以上に前に行った馬にはキツかったか。馬体も2歳牝馬ながら500キロ近くあり、緩めの作りだったのも事実で、叩かれて絞れることと、厳しいレース経験の上積みが出るとみた。
日曜・東京6R 8着スナッチアキス
位置取りが後ろ目となり、揉まれ込む。直線も寄られて狭くなるシーン、追われて流れ込んだだけになってしまった。本来は仕上がりの早い血統で、近親には2歳重賞、オープンでの活躍馬が並ぶ。
もし東京の内に使えるなら、再度芝1400mで。中山1200mはやや忙しいので、年末は中京1400mか中山マイルなら。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。