- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
散漫化する2歳重賞だが
2014/11/23(日)
月曜東京11R 東京スポーツ杯2歳S(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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②アヴニールマルシェ 牡2、美浦・藤沢和厩舎、北村宏騎手 |
表向きには2歳戦の充実と早熟路線の確定、裏では馬主に早く賞金を回収させるための、この2歳の重賞、オープン乱立のレース体系。メリットもあるが来年以降、弊害も長い目で見れば出るはず。少頭数で興趣の薄いレースが増えたのは皆さんお気づきだと思うが、その最たるものは、古馬になってからの総合的な弱体化ではないかと占うのだが…。
それはさておき、この東京スポーツ杯2歳Sはレベルの高いメンバーが揃い、これまでの意義を守り続けてくれそうだ。来年のクラシックへ直結する重要な一戦と言える。
人気が集まっても、軸は②アヴニールマルシェでいいだろう。クドクド理由を書くのも気が引けるが、上がりの速さはペース不問で、またマウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン兄弟のように相性の良いディープ×フレンチデピュティ配合。唯一の心配は大きく出遅れて、スローの前残りになることだが、それでも馬券は外さないだろう。
$お宝馬 |
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⑬スワーヴジョージ |
大崩れしたのは、不利のあった札幌2歳Sだけ(不利がなくとも厳しかったと見るが)。切れというより持続力で伸びてくるタイプで、レースの大勢が決した後に馬券圏に飛び込んでくるタイプでは。オッズ的には盲点になりそうで、ヒモ穴に狙いたい。
相手筆頭は③グリュイエール。以下⑨クラージュシチー、⑧ジャストドゥイング、⑪ソールインパクトまでが馬券対象だ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。