- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
リベンジのチャンス
2015/1/9(金)
土曜中山11R 招福S(ダート1800m)
◎本命馬 |
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⑭ストロングサウザー 牡4、美浦・久保田厩舎、田辺騎手 |
意外にもやや低調なメンバーの準オープンとなったが、ただ混戦で馬券的には難解だ。狙いは⑭ストロングサウザーだ。
前走は2つの大きな敗因があった。1つはさすがにプラス14キロ、仕上げ自体に緩さが残ってしまった。またレ―スは、見ての通り4コーナーで挟まれてしまい、その後も前が詰まって流すだけの競馬になってしまう不運。
例年、年末の中山ダートで稼ぐ久保田厩舎が不完全燃焼だった印象もあり、年明けは巻き返しが期待される。冬の中山ダート、久保田厩舎、田辺騎手とキーワードが揃った。中1週で絞れてくれば、今度こそリベンジだろう。
血統的には、なぜかこの冬は当該コースでハーツクライ産駒が活躍中。先週も人気薄のベルゲンクライが激走した。母方はロベルト×ルビアノで、いかにも時計の掛かる冬場のダートが向いている。
$お宝馬 |
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⑪セイカフォルトゥナ |
休み明けの2走前は後ろをついて回っただけ、前走は前に行って一杯と、今度は変わり身を見せそうな息の作り方をしたとみる。この馬は、ダートではこれまで苦手な道悪に見舞われることが多く、前走を除くと良馬場で中山ダート千八を使えたことは3回しかないのだが、1着、2着、そして現級での4着と、凡走がないのだ。52キロ、サンデーサイレンスの近親という隠れ良血でもあり、一発あれば今回だろう。
他には⑤マイネルバウンス、③バーディーイーグル、②ティアップレーヴ、この辺が連対候補で、あとは⑩ベルウッドテラス、⑯コウセイコタロウが押さえ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。