- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
カギはサンデー系の軽斤量
2015/1/23(金)
土曜京都11R 京都牝馬S(G3)(芝外1600m)
◎本命馬 |
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⑥レーヴデトワール 牝4、栗東・松田博厩舎、川田騎手 |
近年のこのレースには、1つの傾向がある。それは、父サンデーサイレンス系の軽斤量馬が勝ち切りやすい、ということ。2010年ヒカルアマランサス、12年ドナウブルー、14年ウリウリが53キロ以下で優勝。54キロまで広げれば、さらにハナズゴールやレインダンスが加わる。56キロ以上の実績馬は、ヒモまでに留まっている。
そこで今年は、53キロの⑥レーヴデトワールを狙う。マイルはベストの距離だし、そもそも京都を最も得意としている。それもそのはずで、この馬の兄姉にはナイアガラ(京都ダート3勝、芝1600万勝ち)、レーヴドリアン(きさらぎ2着、京都新聞杯3着)、アプレザンレーヴ(京都芝1戦1勝、0秒5差圧勝)、レーヴディソール(デイリー杯2歳S勝ち)と、京都専用ではないが、京都ではまず取りこぼさなかった馬たちが居並んでいる。
ツボにはまればショウナンパンドラも倒せる潜在能力がある馬。この舞台なら復活を期待したい。
$お宝馬 |
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②パワースポット |
遅咲きだが、芝に転じてからの安定度は実に素晴らしく、前走愛知杯は昇級戦でいきなりメドを立てた。やや雨の影響が残る馬場も多いに味方しそう。スズカマンボ×パラダイスクリークの馬力配合で、波乱の一角を担えるか。
重視したいのは④ダンスアミーガ、⑭ウリウリ、⑯アロマティコ。以下押さえで③マコトプリジャール、⑦ベルルミエール、⑧キャトルフィーユ、⑬ケイアイエレガント。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。