- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
乾きゆく芝で
2015/1/30(金)
土曜東京11R 白富士S(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑫エックスマーク 牡6、栗東・角居厩舎、北村宏騎手 |
心配された雪はどうやら大きな影響が出ないで済んだ。金曜夕方現在、府中の私の住んでいるあたりは、人通りのない所でおよそ5,6センチの降雪、雨は降っていない。芝の除雪作業も、それほどの作業ではない程度の分量。
馬場発表は金曜夕方の時点で稍重、となれば、明日は朝から晴れるので、メインの時間帯には、良馬場でできそうだ(ダートは完全に道悪)
このように、やや湿った状態から乾いて行く過程の芝では、とにかくディープインパクトがよく走る。これは一部のファンには知られていることだが、からくりは別にして本当に安定して走るのだ。ここは3頭のディープインパクト産駒がエントリーしてきたが、久々のエバーブロッサム、使い詰めのクランモンタナよりは、⑫エックスマークに注目したい。
ドイツ牝系で、直線に急坂のないコースを得意としている。重賞では足らず、オープン特別専用馬に落ち着いてしまった感があり、ここは狙いの鞍だろう。
$お宝馬 |
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⑥ゼロス |
これはひとえに展開だ。単騎逃げ濃厚、できれば大逃げを期待。逃げ馬にはつらいDコースではあるが、開幕週の芝を味方に粘り込みを狙いたい。キングカメハメハ産駒は冬の東京マイルは比較的得意で、去年も1週目、2週目で好走している。
相手筆頭は④スーパームーン。以下⑧クランモンタナ、⑨アズマシャトル、⑪アロマカフェ。ゼロスが絡まなければ順当な一戦と思われる。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。