- 2月2日 東京11R 根岸S(G3)
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本命馬◎コスタノヴァ(2人気) 1着
動画でもご紹介した狙い馬、貫禄の圧勝!
- 2月2日 京都11R シルクロードS(G3)
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本命馬◎エイシンフェンサー(9人気) 1着
人気薄の素質をズバリ見抜いた!
負けられない戦い
2015/1/31(土)
日曜東京11R 根岸S(G3)(ダート1400m)
◎本命馬 |
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⑥エアハリファ 牡6、栗東・角居厩舎、三浦騎手 |
凍結防止剤が入っての道悪はなかなか乾かず、それでなくとも一晩中ハローを掛けたダートだけに、タップリと水分を吸いこんでいる。日曜が晴れても馬場は乾かず、重に近い稍重か、正真正銘の重馬場のどちらかだろう。
軽いダートに強く、東京に強く、距離にも不安なし。フェブラリーS出走へ向けて、ここで勝たないと賞金的に、おそらくエントリー不可能となる⑥エアハリファにとって負けられない一戦とみる。
東京ダート1400mは、一本調子のスピード血統が強く、そのため米国産の外国産馬がよく走るのだが、これにも該当。ストームキャット系だから東京のダート適性がそもそも高い。思えばかつて、青梅特別でホッコータルマエと0秒1差の2着になっていた馬だった。
武蔵野Sではかなり厳しいペースを先行して勝ちに行き、ゴール寸前で差されたもので負けてなお強し。ワイドバッハよりも遥かに負荷のかかる競馬だった。そこから間隔は開いているが、3ヶ月ぶりは過去3戦してすべて3着以内。崩れる要素はほとんどない。ぜひここを勝って、本番へ進んでほしい。
$お宝馬 |
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⑤ポアゾンブラック |
東京の1400mなら、芝でもダートでも穴を出すのがマイネルラヴ産駒。意外と同型が少なく、単騎ならかなりしぶといはず。
相手筆頭は⑨キョウワダッフィー。以下⑫レーザーバレット、⑬ワイドバッハ、⑯サトノプリンシパル、④サトノタイガー、3着までなら②キクノストーム、⑦ゴールスキーまで。
なおロゴタイプは、初ダートが重賞、それも最内枠はツライ。今回は消す。ただし、ここで大敗してもフェブラリーSには出てもらいたい。一度ダートを経験して、斤量が1キロ軽くなれば、血統背景はダートで成功するだけのものがあり、かなり期待できるからだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。