「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
本番よりココ
2015/3/6(金)
土曜中山11R オーシャンS(G3)(芝1200m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑤アフォード (牡7、栗東・北出厩舎、村田騎手) |
そんな馬の中から、中山では勝つか消えるか極端ではあるが、⑤アフォードの差しに賭けたい。
G1では足らないし、また直線が平坦なコースでは、新潟の直線競馬を除くと昔と違ってパフォーマンスが落ちるようになってきた。中山なら好走の期待は大きい。しかも展開利もありそう。今回はハクサンムーン、ラインスピリットがハナにこだわるという話で、スマートオリオンやワキノブレイヴ、サクラゴスペルあたりも直後から息を入れさせない競馬をするだろう。ならば後方からの馬にも出番はあるとみる。
鉄砲巧者で、今回と同じ3ヶ月ぶりは1着、2着。加えて4ヶ月ぶり2着、5ヶ月ぶり1着。休み明けは勝負気配のローテーションだ。G1で力量不足、叩き上積みのないタイプなら、ここが勝負。もちろん不利を受けやすい脚質でリスクはあるが、追い込み馬の場合はとにかく航続距離が長いサクラバクシンオー産駒だけに、巧く持ち出せた時の破壊力を信じたい。
相手は⑫サクラゴスペル、③リトルゲルダ、⑮スギノエンデバーが上位。あとは押さえで⑩バクシンテイオー、⑭スマートオリオン、⑬ベステゲシェンク、そして3着候補で④ハクサンムーンと⑪プリンセスメモリーまで。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。