- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
- 9月22日 中山11R オールカマー(G2)
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本命馬◎レーベンスティール(1人気) 1着
自信の「一択」で堂々突破!
高速馬場でなければ
2015/3/7(土)
日曜中山11R 弥生賞(G2)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑧トーセンバジル 牡3、栗東・藤原英厩舎、岩田騎手 |
トライアルのポイントは、賞金をすでに積んでいる馬の扱いに尽きる。もちろん、ここで権利を取らないといけない馬はメイチでくるのは間違いないので、混戦なら軸馬は収得賞金不足の馬から選ぶ方が、オイシイ馬券には近づきやすい。ここはそんな馬の中から、⑧トーセンバジルが本命だ。
ハービンジャー産駒は、時計の出る芝よりも、時計の掛かる馬場を得意とする。パワー寄りでもあり、中山内回りの中距離はベストコースだ。ただ、重不良にまでなってしまうと意外と振るわないのだが、予報を見るにそこまでの降りではなさそうだ。ならばこの種牡馬にとって、ちょうどいいコンディションになるだろう。
近親にカンパニー、トーセンジョーダンと、中山で強いパフォーマンスを見せた馬が揃っている良血。賞金を持っている馬に人気が分散しそうで、オッズもソコソコつきそう。3着以内は確実とみて、本命だ。
$お宝馬 |
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⑪コメート |
本来なら人気になって然るべき戦績なのに、鞍上が侮られてかいつも支持が少なく、常に人気以上に走るありがたい馬だ。安定の脚質、パワーのかった母の血、そして本番の頃の速い馬場よりは今の馬場でこそとみて、今回も穴妙味ありと判断する。
その他は手広く人気馬へ。④サトノクラウン、③シャイニングレイ、⑩タケルラムセス、⑨クラリティスカイ、そして⑤ブライトエンブレム、①ベルラップ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。