「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
この距離で復活
2015/4/11(土)
日曜阪神10R 大阪-ハンブルグC(芝2400m)
◎本命馬 |
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③カルドブレッサ 牡7、栗東・吉田厩舎、ルメール騎手 |
桜花賞はメガ盛り新聞をご覧いただくとして、こちらでは阪神の準メインレース『大阪-ハンブルグC』を取り上げる。
③カルドブレッサが54キロのハンデ、これは恵まれたといっていい。ジャングルポケット産駒なので、坂のあるタフなコースは歓迎、しかも叔父にブラックタキシードがいる牝系で、芝中距離の、時計の速くならないレースは最適だ。
この舞台でもオリオンSでアタマ差2着があり、また場は京都に変わるが日経新春杯でも僅差4着。もしかしたら2400あたりがベストの可能性もある。この距離で復活に期待したい。
$お宝馬 |
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⑪ヴィクトリースター |
ディープインパクトにカーリアンの配合、阪神での実績はないが、坂のあるコースは決して悪くないはず。52キロなら一発あっていい。3着までだろうが、馬券に組み込むべき穴馬として指名しておく。
連対候補としては、⑤レコンダイト、⑨サトノシュレン、⑦マテンロウボス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。